|
メッシュ・デミスターは、それを構成する広範な線条表面により、気体に飛沫同伴されたミストを捕集分離除去するよう設計されています。
ミストを含む気体がメッシュ・デミスターを通過する場合、気体だけは分子運動により、高多孔性のメッシュ・デミスターを自由に通過することができます。
しかし、同伴されたミストは広範な線条表面に慣性衝突し、ミストの合体を促進する特殊構造によって、それはしだいに大きな液滴となって流出落下します。
この結果、ミストをまったく含まない純粋な気体のみがメッシュ・デミスターを通過し、上方に出ていきます。 |
|
ページトップに戻る |
|
|
空間率
% |
表面積
m2/m3 |
密度
kg/m3 |
M-3305 |
99.0 |
158 |
80 |
M-3307 |
98.6 |
225 |
112 |
M-3808 |
98.4 |
460 |
128 |
M-3309 |
98.2 |
280 |
144 |
M-3312 |
97.5 |
375 |
193 |
M-3373 |
98.5 |
235 |
117 |
M-4014 |
97.2 |
905 |
220 |
M-4027 |
94.5 |
1780 |
432 |
|
ページトップに戻る |
|
Mesh Demisterには、用途、使用条件に合せた各種のスタイルと材質があります。
用途に応じた合理的なスタイルを選択することによって最大の効果を発揮します。
|
- M−3305
- これは各種デミスターのうちで最も空間率が大きいものであります。従って、ミストの負荷が多い場合ダスト、及び結晶物が混在している場合、あるいは比較的大きな粒子(10µ以上)の捕捉が目的の場合などに使用されます。他のタイプと比較して高気流速度が可能で、効率はいくらか低くなりますので、普通は150mm厚のものが使用されます。
- M−3309
- これは一般使用に最適のタイプであります。
前述のデミスター(M−3305)より、かなり高効率が得られるうえ、ある程度の気流の変量においても、すぐれた処理能力を発揮します。
- M−3312
- 広範囲な分野で使用されており標準型といえますが特に高効率を要求される場合に使用されます。最適な気流速度の範囲で設定すれば、3µ以上の粒子に対して95%以上の捕集効率を得ることができます。
- M−4014
- 極小微粒子(1〜3µ)の捕集に適し、蒸発器、洗浄器、コンプレッサー、吸収缶などに有効であります。
通常100〜300mm厚みで使用します。
- M−4027
- 極小微粒子に対しても高効率が得られます。
圧力損失は、やや高くなりますが高濃度の溶液を処理する蒸発器より高濃度の凝縮液を作る場合、ガスプラントでは液滴を除くためにガス洗浄器として使用されます。
通常100〜300mm厚みで使用します。
|
ページトップに戻る |
|
|
|
大型・中型機 |
編巾(m/m) |
台数 |
800 |
1 |
700 |
1 |
600 |
1 |
400 |
2 |
380 |
1 |
230 |
1 |
合計 |
7台 |
|
|
小型機 |
編巾(m/m) |
台数 |
65 |
1 |
50 |
2
|
40 |
7 |
30 |
7 |
17 |
3 |
合計 |
20台 |
|
|
|
|
|
|
ページトップに戻る |
|
|